気密施工⑤|コンセントボックス・配管・電気配線まわりを施主施工

気密シートに配管を通した状態とコンセントボックスを気密テープ処理した状態家づくり・気密施工

タマホーム新築時に自分で行った気密施工。

我が家は、北関東で「The Tama Home ☆極[北関東]」のプランで建てました。私が建てた当時、この家のコンセント部分には、タマホーム側の施工で気密コンセントボックスが使われていました。この記事では、そのボックスと私が張った壁の気密シートの境界をどう処理したか紹介します。

気密シートを張った後も、作業は終わりませんでした。外周に面するコンセントボックスや、シートを通る配管・電気配線の位置には開口が必要です。

施工した場所:外周に面するコンセントボックス、配管・電気配線の貫通部

コンセントボックス:私が建てた当時の我が家では、タマホーム側の施工で気密コンセントボックスを使用

主に使用したもの:気密シート、切り出した気密シート、アルミ気密テープ、ハサミ、ローラー

施工難易度:★★☆☆☆(比較的簡単)

壁にシートを張る際、開口する場所を一つずつ確認した

壁の広い面は気密シートで覆えますが、コンセントボックスや配管、電気配線がある場所は、その形に合わせてシートを開ける必要がありました。

私が気にしていたのは、開口したところで壁の気密シートが途切れたままにならないか、という点です。外周に面する場所を確認しながら、それぞれの形に合わせて処理しました。

配管のように大きいものと、電気配線のように細いものでは、同じやり方にはしていません。

気密コンセントボックスと壁のシートをつないだ

私が建てた当時の我が家では、コンセント部分にタマホーム側の施工で気密コンセントボックスが使われていました。そのため、ボックス自体を私が新たに取り付けたわけではありません。

私が行ったのは、壁に張った気密シートと気密コンセントボックスの境界を気密が途切れないように処理する作業です。

ボックスの位置に合わせてシートを開口

まず壁全体に気密シートを張り、気密コンセントボックスの位置を確認して、必要な部分を小さく開けました。

切り方の細部は施工から時間が経っており、正確な記録がありません。記憶では、窓まわりと同じように「×」の形に切り込みを入れたと思います。

壁のシートを張る作業とは別に、このような開口部を一つずつ処理していきました。

ボックスの耳とシートの境界にテープを貼った

気密コンセントボックスには、壁のシートと重なるプラスチック製の耳部分がありました。私は、その耳部分を気密シートの外側に出してから、気密シートの境界をアルミ気密テープで四角く囲むように貼りました。

気密コンセントボックスと壁のシートの境界に貼ったアルミ気密テープ
ボックスの耳と壁の気密シートをアルミ気密テープでつないだ状態

ボックスが気密仕様でも、壁に張ったシートとの境目は別に確認する必要があると考えたためです。一か所ずつ位置を見ながら作業しました。

配管まわりは追加の気密シートを重ねて処理した

配管が通る部分は、事前に気密施工の動画などで方法を調べ、別の気密シートを重ねて処理しました。

配管にかぶせるシートを用意した

まず、気密シートに円が描かれている部分を四角く切り出しました。切り出したシートには、配管の径に合わせて丸い穴を開けました。

円が描かれた、配管まわりに使用する気密シート
気密シートに円が描かれた部分の参考画像。円が描かれた部分を四角く切り出して使用しました。

壁のシートから配管を出し、追加シートをかぶせた

次に、壁に張った気密シートに穴を開け、そこから配管を外へ出しました。その配管に、あらかじめ丸い穴を開けておいた追加シートをかぶせました。

二つの接続部分をテープでつないだ

配管と追加シートの間は、気密テープを放射状に貼ってつなぎました。最後に、追加した四角いシートの外周へ気密テープを貼り、壁に張った気密シートとつなぎました。

配管の根元と追加した気密シートの外周をテープで処理した状態
配管まわりと追加シートの外周を気密テープで処理

細い電気配線の貫通部はアルミ気密テープで処理した

電気配線のように細いものがシートを通る部分では、配管まわりのように四角いシートを追加せず、配線を通すための開口を小さくして、まわりをアルミ気密テープで処理しました。

配線のある場所を一つずつ確認しながら貼っていきました。壁にシートを張り終えると完成した気持ちになりますが、こうした細かな開口部の確認も残っていました。

壁の気密シートを通る電気配線の根元に貼ったアルミ気密テープ
細い電気配線の貫通部をアルミ気密テープで処理

写真の箇所を含め、外周に面する場所の貫通部を確認しながら施工しました。

施工して分かったこと

壁に気密シートを張ると、大きな面は覆えます。しかし実際の現場には、コンセントボックス、配管、電気配線など、シートを開ける場所がありました。

私の場合、気密コンセントボックスはすでに使われていましたが、壁のシートとの境界は自分で処理しました。太い配管には追加のシートを重ね、細い電気配線にはアルミ気密テープを使っています。

作業の形は違っても、開口した場所を見落とさず、一つずつ確認する必要があると感じました。

この施工を含む一連の気密施工後、家全体を測定した結果はC値1.1cm²/m²でした。⑤で紹介した箇所だけの効果を測定した数値ではありません。 家全体の気密測定記録で測定時期と結果を紹介しています。

施工難易度:★★☆☆☆(比較的簡単)
コンセントボックスや配管・配線の位置を一つずつ確認する必要はありましたが、私が実際に行った開口部まわりの処理については、比較的簡単だと感じました。

※あくまでDIY経験のなかった私自身が施工したときの評価です。

前後の施工記録と気密施工の全体像

壁のシートを縦張りから横張りへ変更した経緯や、作業人数、工程との調整は④にまとめています

床・窓・壁・天井・コンセント・配管など、施主施工した気密施工の全体像と気密測定の結果は、柱記事で紹介しています。

次の工程で行った天井の気密シート施工は、気密施工⑥|天井に気密シートを張った方法と施主施工で大変だったことで紹介しています。固定できる木下地が少なく、上を向き続ける作業に苦労しました。

この記事は、私がタマホームで自宅を建てた際に行った施主施工の記録です。タマホーム全体の標準仕様や現在の施工方法を示すものではありません。建築時期、地域、支店、建物の仕様などによって施工方法が異なる可能性があります。また、高所作業や電動工具を使用する作業は、無理をせず施工会社や現場の専門職へ相談してください。
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