タマホームで建てた家の全記録|施主施工で行った気密対策

タマホームで実際に家を建てた経験をもとに、我が家の家づくりを記録しています。

特に、契約後に気密施工について考えることになり、実際に自分自身で施主施工を行った内容を中心に紹介しています。

床・壁・天井・窓・コンセント・配管など、実際に施工した場所ごとに、写真とともに記録していきます。

「タマホームで気密施工をしたい」
「施主施工でどこまでできるのか知りたい」
「実際にどのような施工をしたのか知りたい」

そんな方に、私が実際に経験したことをできるだけ具体的に紹介します。

我が家がタマホームで家を建てるまで

タマホームで家を建てることになった経緯や、家づくりを進める中で考えたことを紹介します。

我が家では、契約時にはタマホーム側で気密施工をしてもらえるという説明を受けていました。

しかし、契約後になって大工さん側で気密施工を行うことが難しいことが分かり、タマホーム側と相談した結果、自分自身で施主施工として気密対策を行うことになりました。

ここからは、実際にどこをどのように施工したのかを、写真とともに紹介していきます。

我が家がなぜ気密性能を重視するようになったのかについては、以前住んでいた家での経験も含めて、こちらの記事で詳しく紹介しています。

実際に行った気密施工

 床の気密施工

我が家の床の気密施工は、大きく2つの工程に分けて行いました。

1つ目は、床下の断熱材が土台に施工された段階で行った気密テープ施工です。

2つ目は、剛床が施工された後に行った、剛床の継ぎ目などの気密テープ施工です。

施工するタイミングや場所が異なるため、それぞれ実際の施工写真とともに別の記事で紹介しています。

 窓周りの気密施工

窓周りも、我が家で実際に気密施工を行った場所です。

気密測定をお願いした会社に建築中の我が家まで来ていただき、実際の窓を見ながら、窓枠と木材の間にある隙間へ断熱材を入れる方法を教えていただきました。

使用したのは、我が家の断熱施工でも使ったアクリアネクストアルファ 高性能20Kです。実際の施工方法や、やってみて分かった注意点は③の記事にまとめています。

 壁の気密施工

壁についても、実際の施工状況を確認しながら気密施工を行いました。

実際にどこをどのように施工したのか、施工写真とともに別の記事で詳しく紹介します。

 天井の気密施工

天井についても、実際に気密施工を行いました。

施工した場所や方法について、実際の施工写真とともに別の記事で詳しく紹介します。

 コンセント周りの気密施工

コンセント周りについても、気密対策を行いました。

実際の施工方法や施工時に気をつけたことを、写真とともに別の記事で詳しく紹介します。

 配管周りの気密施工

配管が通る部分についても、実際に気密施工を行いました。

どの部分をどのように処理したのか、実際の施工写真とともに別の記事で詳しく紹介します。

気密施工で実際に使った材料・工具

我が家の気密施工では、施工する場所に合わせて気密シートや気密テープ、タッカーなどを使用しました。

実際に自分で施工してみると、材料そのものだけでなく、どの場所で何を使うか、作業しやすい道具を選ぶことも重要だと感じました。

ここでは、我が家の気密施工で実際に使用した材料・工具と、使ってみて分かったことを紹介します。

気密シート|ウートップ SDヴァリオ ツヴァイ

壁や天井の気密施工には、ウートップ SDヴァリオ ツヴァイ 1.5m×50mを使用しました。

ネットで見つけた「住宅建材バラ出し専門サイト【バラダス】」から入った「職人御用達金物屋」で3本購入しています。

3本で71,259円でした。

実際の施工では、壁だけでなく天井にも気密シートを施工しました。

壁では最初に縦張りを試しましたが、長いシートの位置を合わせながら施工するのが私には難しく、途中から横張りに変更しました。

天井はさらに難しく、すでに金属製の部材と断熱材が施工されていたため、タッカーを固定できる木下地が限られていました。

気密シートそのものだけでなく、どう固定して気密層を連続させるかを考えながら施工する必要がありました。

気密テープ|スーパーテープ・エースクロス011・両面ブチルテープ

気密シートの継ぎ目や各部の処理には、施工場所に応じて複数種類のテープを使いました。

「職人御用達金物屋」ではスーパーテープ6巻入り1ケースを9,790円で購入しました。

またAmazonでは、光洋化学 エースクロス011 白 50mm×20mを5巻購入しています。

ホームセンターではエースクロス011の黒も購入しました。これは、当時タマホームの現場でも使われていたものです。

さらに、メルカリでは両面ブチルテープを9個、4,000円で購入しました。

アルミの気密テープも使用しましたが、こちらについては購入先を失念しています。

実際に施工してみると、一種類のテープだけですべてを処理するのではなく、施工する場所や目的に応じて使い分けることになりました。

隙間処理|発泡ウレタンとシリコーンシーラント

テープや気密シートだけでは処理しにくい部分には、発泡ウレタンフォームやシリコーンシーラントも使用しました。

発泡ウレタンは「簡易発泡硬質ウレタンフォーム ロングフォーム360」をネットで3本購入しています。

シリコーンシーラントは、Amazonでセメダイン JISシリコーンシーラント8060プロ 330ml クリア(半透明)を最初に5本、後から3本追加し、合計8本購入しました。

ただ、これらは施工前に必要量を正確に読むのが難しかった材料です。

特に発泡ウレタンフォームは、実際に施工してみるとネットで購入した分だけでは足りず、ホームセンターでも追加購入しました。

シリコーンシーラントについても、施工する場所を考えながら白やグレーなどをホームセンターで追加購入しています。

そのため、ネットの購入履歴だけでは実際に使用したすべての量・金額を把握できていません。

これは自分で施工して分かったことの一つで、発泡ウレタンやシーリング材は、施工前に必要量を読み切るのが難しい材料でした。

気密施工で実際に使った工具

気密施工のために、材料だけでなくいくつかの工具も購入しました。

特によく使ったのが、Boschの3.6Vコードレスタッカー PTK3.6LINです。

壁や天井に気密シートを張る際、位置を合わせながらタッカーで固定しました。ステープルも追加で購入しています。

また、貼ったテープなどを圧着するために10cmのゴムローラー、タッカーの針を外すためにSK11 ステープルリムーバー SSR-175も用意しました。

シリコーンシーラントにはPAOCK Bcross コーキングガン JM-100を使用しました。

そして、施工中に特に重要だったのが3.8mの伸縮はしごです。

当時はまだ2階へ上がる階段がない段階でも施工していたため、自分で購入した伸縮式のはしごを使って2階へ上がりました。

高い場所への施工は、今回の施主施工の中でも特に大変だった作業の一つです。

断熱材も自分で追加購入した

気密材料とは別に、断熱材も自分で追加購入しました。

メルカリで、

アサヒファイバー「アクリアネクストアルファ 高性能20K 105×395×2880」3本

15,800円で購入しています。

これは窓枠などに入れたほか、引き渡し後には屋根裏にも追加しました。

この15,800円については、気密施工材料そのものではないため、以下の気密施工費の集計には含めていません。

気密施工の材料・工具に実際いくらかかった?

今回の記事を書くにあたり、2023年当時の購入履歴を改めて確認してみました。

ネット通販やメルカリなど、現在購入記録を確認できる気密施工関連の材料・工具を合計すると、120,317円でした。

ただし、この金額にはコードレスタッカー、ゴムローラー、コーキングガン、伸縮はしごなど、施工後も使用できる工具も含まれています。

また、施工途中にホームセンターで追加購入した発泡ウレタンフォーム、白やグレーなどのシリコーンシーラント、黒のエースクロス011などについては、購入金額を確認できていないため含めていません。

アルミの気密テープも使用しましたが、購入先と金額を失念しているため、この金額には含めていません。

そのため、120,317円は「気密施工にかかった総費用」ではなく、現在残っている購入記録から確認できた材料・工具の購入額です。

このほか、断熱補強用としてアクリアネクストアルファを3本、15,800円で購入していますが、こちらは気密施工費とは分けています。

金額の根拠

購入先・注文金額
職人御用達金物屋(バラダス経由)85,999円
Amazon 2023/2/275,839円
Amazon 2023/2/271,814円
Amazon 2023/2/277,164円
Amazon 2023/2/271,567円
Amazon 伸縮はしご12,299円
Amazon シリコーン追加購入1,635円
メルカリ 両面ブチルテープ4,000円
確認できた合計120,317円

※ホームセンター追加購入分などは含みません。
※アクリアネクストアルファ15,800円は断熱材のため別集計。

施主施工で大変だったこと・失敗したこと

実際に施主施工をしてみると、事前に考えていた通りにいかないことや、実際に施工して初めて気づいたことがいくつもありました。

ここでは、私が特に大変だったと感じたこと、実際に失敗したこと、そして「もう一度施工するならこうする」と思ったことをまとめます。

一番の失敗は壁の気密シートを縦張りから始めたこと

壁の気密施工で最初に失敗したと感じたのは、気密シートを縦張りから始めたことです。

施工前にYouTubeなどで気密シートの施工方法を調べ、最初は縦方向に張っていきました。

しかし、実際に自分で施工してみると、壁の高さに合わせた長い気密シートを扱いながら、位置を合わせてタッカーで固定していく作業は、施工経験のない私には想像以上に難しいものでした。

また、縦張りでは横方向にも施工を進めていくため、気密シート同士の継ぎ目が何か所もでき、そのたびに気密テープで処理する必要がありました。

何か所か施工したところで、「この方法で家全体を施工するのは大変だ」と感じ、途中から気密シートを横方向に張る方法へ変更しました。

横張りに変更すると、私の場合はシートの位置を合わせながら施工しやすくなり、縦張りより作業を進めやすく感じました。

実際に縦張りと横張りの両方を自分で施工してみて、DIYで施工する私には横張りの方がやりやすかったです。

もしもう一度同じ家を施工するなら、私は最初から横張りで進めます。

高所と天井の施工は想像以上に大変だった

気密施工の中で、体力的にも作業の難しさという意味でも大変だったのが、高い場所と天井の施工です。

特にお風呂場など床から天井まで高さがある場所では、気密シートの上側を固定する作業を自分だけで行うのは難しく、一部は大工さんにお願いしました。

また、この段階ではまだ2階へ上がる階段がなかったため、自分で購入した伸縮式のはしごを使って2階へ上がり、施工していました。

天井の施工では、脚立に乗って上を向きながら気密シートを広げ、位置を合わせて固定していきました。壁と違ってタッカーを打てる木下地の位置も限られていたため、シートをきれいに張るのにも苦労しました。

実際にやってみると、気密処理そのものだけでなく、「安全に作業できる位置を確保すること」も施主施工では重要だと感じました。

もしもう一度施工するなら、高所や天井については無理に一人で作業せず、最初から手伝ってもらえる人を確保したうえで施工します。

材料の必要量を事前に読むのが難しかった

もう一つ難しかったのが、気密施工に必要な材料の量を事前に見積もることです。

気密シートや気密テープはある程度必要量を考えて購入しましたが、実際に施工を始めると、想定していなかった場所にも気密処理が必要になりました。

特に必要量が読みにくかったのが、ウレタンフォームとシリコーンシーラントです。

施工を進めながら「ここにも必要だった」と気づくことがあり、足りなくなった分はホームセンターで追加購入しました。シリコーンシーラントについては、施工する場所に合わせて白やグレーなども追加で購入しています。

また、気密テープについても、ネットで購入したものだけではなく、ホームセンターでエースクロス011黒を追加購入しました。これはタマホームの現場でも使われていた気密テープだったため、実際の施工を見ながら自分でも使用しました。

実際に家一軒を自分で気密施工してみて、材料は図面だけでは必要量を読み切れないと感じました。

もしもう一度施工するなら、特にウレタンフォーム、シーラント、気密テープなど途中で追加しやすい材料については、最初から少し余裕を持って準備します。

我が家の気密性能とC値

私が行った気密施工が実際にどの程度の結果になったのかを確認するため、我が家では気密測定を行いました。

気密測定を行ったのは1回だけです。

測定したのは、床・壁・天井・窓まわり・配管や配線の貫通部など、私が予定していた気密対策をすべて終えたあとでした。

ただし、私が希望していた気密シートが見えている段階では測定できず、壁や天井に下地が施工された、ほぼ完成に近い段階での測定となりました。

そのため、測定して気密の弱い部分が見つかったとしても、壁や天井の気密シートまで戻って大きく手直しすることは難しい状態でした。

また、気密シートが見えている段階で減圧測定をしていないため、その時点で私が施工した気密シートが減圧に対してどのような状態になったのかは確認できていません。

そうした条件で実施した気密測定の結果、我が家のC値は1.1㎠/㎡でした。

我が家の延べ床面積は**127.51㎡**です。

気密測定はこの1回だけで、測定後に気密性能を改善して再測定したわけではありません。

私にとっては、床から壁、窓まわり、天井、コンセントボックス、配管・配線の貫通部まで、自分で考えながら施工してきた結果を初めて数値で確認できた瞬間でした。

タマホームの家に実際に住んで分かったこと

実際にこの家に住み始めてから、施主施工で気密対策をした家の住み心地についても、いろいろと感じることがあります。

特に印象に残っているのが、エアコンの効き方です。

我が家のLDKは、キッチンを含めて約17畳あります。

リビングのエアコンは新しく購入したものではなく、以前の家で使っていた8畳用のエアコンをそのまま新居へ移設しました。

引っ越し前は、「約17畳のLDKに8畳用では小さいのでは?」「もっと大きなエアコンに買い替えた方がいいのでは?」と悩みました。

しかし実際に住んで使ってみると、約17畳のLDKでも8畳用のエアコンで十分に冷えています。

これは新居に住み始めて、私自身が意外に感じたことの一つでした。結果として、我が家では以前のエアコンをそのまま移設して正解だったと感じています。

ただし、エアコンの効き方は気密性能だけで決まるものではありません。断熱性能や日射、間取り、外気温などさまざまな条件が影響するため、「C値1.1だから8畳用で十分」とは言い切れません。

また、コンセントまわりなどから隙間風を感じることも、今のところありません。 窓などに結露が発生する様子も見られていません。

外の音についても、以前の家と比べて聞こえにくくなったと感じています。

ただし、室内の音まで聞こえなくなるわけではありません。我が家では、2階にいる娘の足音はかなり聞こえます。 外からの音と家の中で伝わる音は別物だということも、実際に住んでみて分かりました。

そして、気密性を実感する場面の一つが、キッチンの換気扇を使っているときです。

料理中に換気扇を回していると、ドアを開けるときに普段より重く感じることがあります。

これだけで家の気密性能を評価できるわけではありませんが、実際に生活している中で「家の中の空気が換気によって動いている」と感じる場面です。

もちろん、こうした住み心地のすべてが、私が行った気密施工だけによるものとは言い切れません。断熱材や窓、住宅設備など、さまざまな要素が関係していると思います。

それでも、床・壁・天井・窓まわり・コンセント・配管などを自分で施工した場所を毎日見ながら暮らしていると、「あのとき施工した場所だ」と思い出すことがあります。

建築中は、仕事に行く前や仕事が終わった後にも現場へ入り、気密施工を続けました。

大変な作業でしたが、自分で施工に関わったからこそ、この家にはとても思い入れがあります。

まとめ|タマホームで施主施工の気密対策をして分かったこと

我が家では、タマホームで家を建てる際に、施主である私自身が気密施工を行いました。

床・壁・天井・窓まわり・コンセントボックス・配管や配線の貫通部など、実際に施工してみると、事前に調べていただけでは分からなかったことがたくさんありました。

特に大変だったのは、壁や天井に大きな気密シートを張る作業です。最初は縦張りを試しましたが、途中から横張りに変更するなど、実際に施工しながら自分なりに方法を変えていきました。

また、窓まわりやコンセント、配管などは、気密層を途中で切らないことを意識して、一か所ずつ処理しました。

仕事に行く前や仕事が終わった後にも現場へ入り、自分で施工を続けたため、決して楽な作業ではありませんでした。

すべての気密対策が終わり、壁や天井に下地が施工されたほぼ完成に近い段階で、1回だけ気密測定を行いました。その結果、**我が家のC値は1.1㎠/㎡**でした。

実際に住み始めてからは、約17畳のLDKでも以前の家から移設した8畳用エアコンで十分に冷えることや、コンセントまわりから隙間風を感じないこと、外の音が聞こえにくいことなどを実感しています。

ただし、これらがすべて気密施工だけによる効果だとは考えていません。断熱性能や窓、間取り、住宅設備など、さまざまな要素が関係しています。

それでも、家づくりの途中で自分自身がここまで施工に関わったことで、この家には強い思い入れがあります。

この記事が、タマホームで家を建てる方や、気密施工・施主施工について調べている方にとって、ひとつの実例として参考になれば幸いです。

 

 

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