タマホームで新築した我が家では、床・壁・天井などの気密施工を、施主である私自身が行いました。
床まわりの気密処理に続いて行ったのが、窓枠と木材の間にある隙間へ断熱材を詰める作業です。
この施工を行ったきっかけは、気密測定をお願いした会社に、建築中の我が家まで実際に来ていただき、気密処理についてサポートを受けたことでした。
その際、実際の窓を見ながら、窓枠まわりへの断熱材の入れ方を教えていただきました。
教えていただいた方法を参考に、我が家で使っていたものと同じ断熱材を購入し、自分で窓枠まわりを施工しました。
作業自体は難しくありませんでしたが、実際にやってみると、断熱材をどこまで詰めるのか、ハサミなどを使うときに窓枠を傷つけないためにはどうするかなど、自分で施工したからこそ分かったこともありました。
この記事では、実際に使用した断熱材や道具、施工方法、作業して分かったことや注意点を写真とともに紹介します。
施工難易度:★☆☆☆☆(簡単)
使用した断熱材:アサヒファイバー「アクリアネクストアルファ 高性能20K 105×395×2880」
使用したもの:ゴム手袋、ハサミなど
作業内容:窓枠と木材の間にある隙間へ断熱材を詰める
気密測定をお願いした会社に現場で施工方法を教えてもらった
今回、窓枠まわりに断熱材を入れることになったきっかけは、気密測定をお願いした会社から受けた施工サポートでした。
気密測定をお願いするだけでなく、このタイミングで実際に建築中の我が家まで来ていただき、我が家の気密処理について現場を見ながらアドバイスをいただきました。
その中で教えていただいたのが、窓枠まわりの施工です。
窓そのものだけではなく、窓枠と周囲の木材との間にある空間についても確認し、その部分へ断熱材を入れる方法を実際の窓を見ながら教えていただきました。
そこで、教えていただいた方法を参考に、自分で窓枠と木材の間へ断熱材を詰めていくことにしました。
実際に確認すると窓枠と木材の間に隙間があった
窓枠のすぐ横を確認すると、窓枠と柱などの木材の間に細長い空間がありました。
今回の写真を見ると、断熱材を入れられる隙間があることが分かります。
私が施工した箇所では、隙間はおおよそ5mm程度、奥行きは3cm程度だったと思います。
ただし、この寸法は施工時に測定して記録していた数値ではありません。当時の写真と記憶から見たおおよその大きさです。
また、窓の周囲全体にあるため、1か所だけではなく、基本的には窓枠の長辺・短辺に沿って確認しながら作業しました。

使用した断熱材は「アクリアネクストアルファ 高性能20K」
今回、窓枠まわりに使用した断熱材は、
アサヒファイバー「アクリアネクストアルファ 高性能20K 105×395×2880」
です。
窓枠と木材の間は狭いため、断熱材をそのままの大きさで使用するのではなく、必要な量を手でちぎって使いました。

実際に窓枠の隙間へ断熱材を詰めた方法
施工方法そのものはシンプルでした。
実際に私が行った作業を順番に紹介します。
① ゴム手袋を着用して断熱材をちぎる
まず、ゴム手袋を着用し、アクリアネクストアルファを窓枠の隙間に入れやすい大きさに手でちぎりました。
断熱材を大きな状態のまま無理に入れるのではなく、窓枠と木材の間の状態を確認しながら、必要な量を少しずつ使いました。
② 窓枠と木材の間へ少しずつ詰める
ちぎった断熱材を、窓枠と木材の間にある隙間へ入れていきます。
手で入れられるところについては、そのまま少しずつ詰めていきました。
③ 奥まで入れにくい部分はハサミなどを使う
手だけでは奥まで入れにくい部分については、ハサミなどを使って断熱材を奥へ押し込みました。
このときに注意したのが、窓枠です。
窓枠のすぐ近くで道具を使うため、ハサミなどの先端を窓枠に当てて傷つけないように注意しながら、少しずつ作業しました。
やってみて迷ったのは「どこまで断熱材を詰めるか」
施工自体は難しくありませんでしたが、実際にやってみて少し迷ったことがあります。
それが、**「どこまで断熱材を詰めればよいのか」**ということです。
実際に作業してみると、断熱材は押し込めばさらに奥へ入っていきました。
そのため、どのくらいの量を入れるのかについては、窓枠まわりの状態を確認しながら自分で判断して施工しました。
これは、実際に自分で作業してみて分かったポイントの一つです。
施工するときに注意した2つのこと
今回の作業そのものは比較的簡単でしたが、私が実際に施工するときに注意したことが2つあります。
断熱材を触るためゴム手袋を使用
一つ目は、断熱材を直接触ることです。
断熱材がチクチクする可能性があると考え、私はゴム手袋を着用して作業しました。
断熱材を手でちぎる作業があるため、最初から手袋をして作業しました。
ハサミなどで窓枠を傷つけない
もう一つ注意したのが、窓枠を傷つけないことです。
手では断熱材を奥まで入れにくいところがあったため、ハサミなどを使いました。
しかし、すぐ横には新築したばかりの窓枠があります。
我が家の窓枠を自分の作業で傷つけてしまわないよう、ハサミなどの先端を窓枠へ直接当てないように注意しながら作業しました。
実際にやってみた施工難易度は★☆☆☆☆
今回の窓枠まわりへの断熱材施工について、実際に作業した私の感覚では、
施工難易度:★☆☆☆☆(簡単)
でした。
私は住宅施工のプロではなく、今回の家づくりをきっかけに気密施工について調べながら、自分で施工しました。
今回の作業は、断熱材を適当な大きさにちぎり、窓枠と木材の間へ詰めていくことが中心なので、それほど難しいとは感じませんでした。
一方で、
「どこまで断熱材を入れるか」「窓枠を傷つけないようにする」「断熱材を扱うときに手を保護する」
といった点には注意しました。
なお、★の数は施工方法そのものを一般的に評価したものではなく、私自身が我が家で実際に施工して感じた難易度です。
完成すると見えなくなる部分を施工中に確認できた
今回の家づくりを通して感じたのは、家が完成すると見えなくなってしまう部分が多いということです。
窓枠と木材の間も、その一つでした。
完成した状態で窓を見るだけでは、窓枠の周囲がどのようになっていたのかを見ることはできません。
今回は、気密測定をお願いした会社に建築中の我が家まで来ていただき、実際の窓を見ながら断熱材の入れ方を教えてもらうことができました。
その方法を参考に自分で施工したことで、窓そのものだけでなく、窓枠と周囲の木材との取り合いにも目を向けるようになりました。
これも、自分で気密施工を行ったからこそ分かったことの一つです。
窓枠の隙間に断熱材を施工して分かったこと
窓枠まわりの施工は、私が行った気密・断熱対策の中では難しい作業ではありませんでし気密測定をお願いした会社に建築中の我が家まで来てもらい、現場で施工方法を教えてもらった
- 断熱材は「アクリアネクストアルファ 高性能20K」を使用した
- 断熱材を手でちぎり、窓枠と木材の間へ少しずつ詰めた
- 断熱材がチクチクする可能性を考えてゴム手袋を使用した
- 奥まで入れにくいところはハサミなどを使った
- ハサミなどで窓枠を傷つけないよう注意した
- 押し込めばさらに断熱材が入るため、どこまで詰めるか少し迷った
- 私が感じた施工難易度は★☆☆☆☆だった
という内容です。
特別な施工技術が必要だと感じた作業ではありませんでしたが、完成すると見えなくなる場所を建築途中に確認し、自分で施工できた工程の一つでした。
タマホームで施主施工した気密施工の全記録
我が家では窓枠だけでなく、床・壁・天井・コンセント・配管など、さまざまな部分の気密施工を自分で行いました。
最終的には気密測定も実施し、C値1.1cm²/m²という結果になりました。
ただし、C値1.1は今回の窓枠施工だけによる結果ではなく、我が家全体の気密施工を行った後に測定した結果です。
自分で気密施工をすることになった経緯から、実際に施工した場所、最終的な気密測定までについては、メイン記事にまとめています。
前の工程はこちら
次の工程では、壁への気密シート施工について紹介します。
最初は縦張りで施工しましたが、実際に作業してみた結果、途中から横張りへ変更しました。
※この記事は、私がタマホームで自宅を建てた際に行った施主施工の記録です。タマホーム全体の標準的な施工方法や現在の仕様を示すものではありません。建物の仕様、施工時期、地域、支店などによって施工方法が異なる可能性があります。




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